風呂前の筋トレは入浴によって筋肉の炎症を悪化させると思われてきましたが、最近はむしろ筋肉量を増加させる効果が期待できることが分かっています。
しかし筋トレの内容によって風呂前にする際、注意すべきポイントがいくつかあります。
この記事では風呂前に筋トレをする際の注意点と風呂に入ることで得られる効果についてお話していきます。
風呂前の筋トレは筋肉量を増加させる

筋トレをしたあとに温かい風呂に入ることで筋トレの効果がアップすると言われています。
これは筋肉を温めることでヒートショックプロテインと呼ばれる物質が筋肉内で増加することが原因です。
このヒートショックプロテインは筋肉の発達を促進する効果があり、筋肉を温めることで増やすことができます。
つまり風呂前の筋トレは筋肉量を増加させる最高のタイミングであるという事が分かります。
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風呂前の筋トレはメニューに注意しよう

風呂前の筋トレのメニューによって入浴の仕方が異なってくることに注意が必用です。
特に、激しすぎる筋トレの場合は温かいお風呂、冷たいシャワーのように交代浴を心がけねばいけません。
激し過ぎる筋トレの場合、筋肉が炎症を起こしているような状態になってしまいます。
もちろんこの時に筋肉を温めることは重要ですが、同時に筋肉を冷やすことでより筋肉が素早く回復していくとされています。
この交代浴ですが野球のピッチャーが肩の疲労から素早く回復させるための方法として採用されています。
またこの交代浴をする上での時間の目安は温かいお風呂を10分、冷たいシャワーを1分。
この組み合わせを3セット繰り返す方法がおすすめです。
この時間はあくまで目安ですので自分の体に合った時間を探してみてください。
風呂前の筋トレで筋肉痛を軽減しよう

筋トレを風呂前にすることで筋肉痛を軽減することが出来ることも分かっています。
身体をお風呂に入り温めることで血管を拡げ、血液の流れを良くすることができます。
筋トレによって傷ついた筋肉は血液によって運ばれる栄養によって回復していきます。
つまり血管が拡がり、たくさんの栄養が筋肉に運ばれるようになることで筋肉痛を軽減し、回復を早めることができるのです。
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筋トレの内容によって風呂の入り方を変えよう

結論として、風呂前に筋トレをする場合筋トレのメニューによって入浴の仕方を変えねばいけません。
まとめますと、
- 筋肉の発達を優先させたい場合・・・温かいお風呂がおすすめ
- 筋肉の回復を優先させたい場合・・・温・冷の交代浴がおすすめ
このように筋トレの内容によって風呂の入り方を変えることがポイントです。
また筋トレの後にお風呂に入ることで筋肉痛を緩和することもできます。
筋肉量を増加させるためだけでなく、入浴には多くのメリットがあります。
どんどん活用していきましょう。